ロン・ミュエクはイギリスで活躍するハイパーリアリズム彫刻家です。かなり大きな作品なのに、手の皺や皮膚の質感までリアルに表現されていることで話題です。
日本では、十和田市現代美術館の最初の展示室に「スタンディング・ウーマン」という作品が展示されています。
ロン・ミュエク、どんな経歴をお持ちの方なのでしょうか。
今回は【ロン・ミュエクのプロフィールや経歴!スタンディング・ウーマンなど代表作は?(ロン・ミュエック)】と題して、彫刻家のロン・ミュエクについてご紹介します。
ロン・ミュエクのプロフィールや経歴
【プロフィール】
名前:ロン・ミュエク
誕生日:1958年生まれ
出身地:オーストラリア メルボルン
在住地:イギリス ロンドン
展覧会:
「Ron Mueck: Making Sculpture」(ナショナル・ギャラリー、ロンドン、2003)
「Ron Mueck」(カルティエ財団現代美術館、パリ、フランス、2013)
ロン・ミュエクは、最初、児童向けのテレビや映画で使うためのモデルやパペットを作っていたそうです。その後ロンドンで自身の会社を立ち上げ、広告用の写実的な小道具などを制作していました。
ですが、広告業界で仕事をしながらも、ずっと完璧でリアルな彫刻を作りたいと思っていたそうです。そして、義母である画家のポーラ・レゴに協力してもらい、ロン・ミュエクは美術界に転身することになりました。
その後、『デッド・ダッド』という作品でロン・ミュエクは一躍有名になります。『デッド・ダッド』は、ロン・ミュエクが父親の死を受け入れるために制作したそうです。
スタンディング・ウーマンなど代表作
ロン・ミュエクの代表作をいくつかご紹介します。
【スタンディング・ウーマン】
自立した白人老女の巨大な像。日本の十和田市現代美術館(青森県)にて展示。
【デッド・ダッド】
横たわるミュエクの父親の2/3スケールの彫刻。ロンドンの現代美術専門の美術館サーチ・ギャラリーに所蔵。
【ボーイ】
高さ5mのかがんだ少年の彫刻。デンマークのオーフス現代美術館にて所蔵。
まとめ
今回は【ロン・ミュエクのプロフィールや経歴!スタンディング・ウーマンなど代表作は?(ロン・ミュエック)】と題して、彫刻家のロン・ミュエクさんについてご紹介してきました。
ロン・ミュエクはオーストラリア・メルボルン出身、現在はイギリスで活躍するハイパーリアリズム彫刻家で、最初は子供向けのパペットなどを制作していて、その後も広告業界で小道具などを制作していた。その後画家である義母の協力を得て美術界に転身、自身の父親の死に向き合うために制作した「デッド・ダッド」で一躍有名になりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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